こんにちはNobyです
部屋探しをしていて見積もりをもらったら「仲介手数料=1ヶ月分」なんて経験ありませんか?
それ、実は”ぼったくり”ですよ!
え、仲介手数料1ヶ月分って普通だと思ってた
具体的にどうやったら交渉できるの?
とお思いの方に向けて、今回は賃貸物件における仲介手数料の相場や交渉ポイント等を具体的にお伝えしようと思います!
知っておいて損しない内容を盛り込んでおりますので、ぜひご一読ください
1. 仲介手数料とは?
まずは仲介手数料そのものについてのお話です
戦う敵を知らずして攻略法は得られませんので、敵の情報を公開します!
1.1. 賃貸物件に関わるお金の流れ
仲介手数料を含めた賃貸物件に関わるお金の流れを説明します
こちらを理解していただければ、これ以降の話もスムーズにご理解いただけると思います
このように賃貸物件契約の際に、仲介業者は管理会社および借主の両者から手数料を貰うことで収益を得ています
1.2. 上限・相場
- 上限
法律で以下のように決まっています 貸主(または管理会社)・借主から合計1.1ヶ月分以内 双方から0.55ヶ月分以内
・・・・あれ?となると借主に1ヶ月分請求するのって取りすぎやない?
そうなのです、ただし事前に承諾が得られればその範囲を超えても可ということもポイントになります
- 相場
しかし実情はそうではありません
世の中の仲介業者は借主に1ヶ月分以上を初期見積もりとして要求してくるところがほとんどです
裏返すとその相場で現在までずっと持続されているのだから、
交渉しているうちに他の申込者が要求額のまま契約に進むなんてこともざらにあります
2. 交渉術
そんな背景がありますが、ここから紹介するポイントを押さえることで
仲介手数料を抑える交渉の成功確率が高まります!
ただ、人気物件や繁忙期に交渉するとなると、仲介業者が要求した条件で契約する人が現れやすいので、その場合は成功確率が低くなります
この前提を理解した上で、具体的なポイントの紹介です
2.1. 交渉のタイミング
先ほどもちらっと述べましたが、”事前承諾前“に交渉するということが非常に重要です
ここで要求を飲んでしまえば覆すことは非常に困難になります
具体的には「物件問い合わせ時」「初期見積もり回答時」「内見時」が良いタイミングになるでしょう
2.2. 交渉の手法
- 「オーナーに確認します」と言われたら注意
お金の流れのセクションでも理解していただけたかと思いますが、仲介手数料は仲介業者のさじ加減で決まるものなので貸主に介入の余地がないのです
つまり交渉しましたけどダメでした〜 と言うことで、借主に諦めさせる心理的手法の可能性があるので
簡単に引き下がらないように注意しましょう
- 前向きに検討中という姿勢をアピール
仲介業者からすると、交渉時点でその提示条件で釣れるお客さんも他にはいると考えます
しかしやはり手数料が入らないと骨折り損になるので、契約まで持っていくことが最重要になります
なので交渉に乗ってもらえれば契約します!(前向きに検討します)という姿勢をアピールしましょう
- 2、3社に初期費用の見積もりを取る
ひとつの物件について仲介業者は何社か就いています
なので業者によって多少なりとも初期費用の差は生じるワケです
何社かに同時に見積もりを依頼して、比較し、最安値の業者を見極めましょう
- その他の初期費用項目もチェック
仲介手数料が元から割安になっていても、他の初期費用の項目が割高になっており、
トータルで見るとかなり金額が膨らんでいる場合もあります
主に以下の初期費用の項目が多く、支払い義務のないものもありますのでチェックしておきましょう
・敷金 ・礼金 ・鍵交換費 ・エアコン清掃費 ・書類作成費 ・火災保険料 など
※これらの項目について詳細を書いた記事は鋭意作成中です
- フリーレントを持ちかける
上記と考え方は似ており、仲介手数料そのものの交渉が難しければ、違う項目の値下げを狙いましょう
そのひとつとしてフリーレントがあります
フリーレントとは、最初の数ヶ月や数日分の家賃をタダにしてもらうということです
ただしこの交渉は家賃の話なので、貸主との交渉になり難易度は高いかも知れませんが
知っておいて損ではありません
4. まとめ
繰り返しになりますが重要なのは、
契約前に納得のいかない金額で承諾しない
ということです
また、いろんな交渉術を書いてきましたが、
お互いに気持ちの良い取引を心がけ、マナーを念頭に相談するようにしましょう
これで少しでも皆さんのお役に立てればと思います!
ほなまた!
部屋探しの際に注意するポイントは仲介手数料だけでなく色々あります
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